金ちゃんの白味噌作りワークショップが無事おわりました。

こんにちは。ゆとり妻です。

農業体験や農園見学などの記事は旦那が担当していたので任せっきりになっていたのですが、今回は少々ドキドキしながらの初投稿です。

3月3日のひな祭りの日に美しい女性陣と、頼りになる講師を務めていただいた堀田さんとで仕込んだ白味噌もあっと言う間に3週間がたちました。本日、遂に開封です。

ほんのり甘く、奥深い味がします。

白味噌作り初体験で、ゆとり初主催のワークショップであったので、上手く出来るのか少し緊張していましたが、場数を踏んでいらっしゃる堀田さんや、堀田さんを紹介して頂いた、毎年福島の子供たちを高島に招致する“びわこ123キャンプ”開催者の青谷さん(突っ込みが冴え渡っていました!)、ゆとりをご贔屓にしていただいている方や初めて来店される方など狭い店内に総勢13名の参加者さまと、当日取材に来られた京都新聞の記者さま、みなさまのおかげで終始笑いの絶えない楽しいワークショップとなりました。


 白味噌は通常の味噌と同じく大豆と糀と塩でできますが、特筆すべきは糀の割合が普通の味噌に比べ非常に多い点です。ゆでた大豆1に対し、糀は1.5倍、そして塩は8%と、かなり塩分は控えめで、発酵も2週間から3週間と(通常の味噌は半年かかるのと比べると)とても早く、すぐに食べたい私にはもってこいのレシピです。

 堀田さんに大豆を蒸してきて頂いたので、参加者は堀田さん持参のミルサー(MEAT & MISOと書いてある 笑)で、蒸した大豆と糀をまんべんなく混ぜます。この際にちゃんとそれぞれの分量を量ります。糀と大豆の割合、塩分濃度、すべてバランスよく混ぜることがとても大事だということが分かりました。


堀田さんが大切に育てた大豆(今回は白味噌なので大鶴でした)と糀

もちろん無農薬、無化学肥料で育てられています。


潰しながら混ぜることができるミルサーは、大量に作るにはとても便利

みなさんミルサー使い(豆を落とす係と潰す係に分かれます)が上手くなっていきます。我が家では豆を潰す時はフードプロセッサーを使っています。マッシャーとか、すりこぎとか、豆を潰すのにも色々なテクニックがあります。まんべんなく糀と大豆が潰されたら、次は塩を混ぜます。

塩はその都度混ぜていきます

洗濯板で洗濯するみたいに手のひらでぐいぐい力を込めて押し潰します。ここでかなり滑らかになります。


滑らかになったら、最後は丸めて、焼酎で消毒した容器に思いっきりエイッと投げ入れます。基本的に普通のお味噌作りでも一緒ですね。投げ入れるのは空気が入らないようにするため。空気が入ってしまうと、そこからカビが発生しやすくなります。何にでも言えることですが、発酵と腐敗は紙一重。できるだけ雑菌が発生しないようにすることが重要です。しかし、間違っていけないのはむやみに“殺菌”してしまうと、大切な菌までも死んでしまうということ。そうやって逆に病気になることもあります。殺菌にも注意が必要です。


容器の側面の汚れもちゃんと焼酎をつけて拭き取ります。こういうところから雑菌が湧きやすいそうです。その後よけておいた塩(分量内)を薄く表面にのばし、表面に空気が触れないようにして保存します。

ぬかと塩と熱湯で作った“ぬか布団”をのせます

そうして、早ければ2週間、今回はまだ寒かったので3週間待つことになりました。

失敗しない為に、経験から生まれた細やかな気配りをたくさん教えて頂けたので、その後仕込んだ我が家の味噌作りにも活かすことができました!味噌作りはたくさん仕込むし、それに時間も長いので失敗した時のショックといったらありません。この安心感を得れたことは、今回の味噌づくりワークショップに参加できた大きな意義となりました。

こうやって自分たちの手でいい菌を育てて発酵させ、時間をかけて、どんどん熟成し、美味しくなっていく保存食。元気な食べ物を食べると、身体も元気になるに違いない、と確信しています。自然の恵み、発酵の力!ありがたく頂きます。

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ご参加頂いた方々、金ちゃん農園 堀田さん、本当にありがとうございました。みんなで一緒に食べるものを作るということは、初めて会った方々も、まるで前から知っていた家族のように感じました。こうやって生まれる食が繋げてくれる輪は、これからも途切れることなくぐるぐるとどこまでつながっていくのだろうと、ゆとりを始めてよかったとしみじみ実感したのでした。


青谷さんが前回の白味噌で作られたクッキーとドレッシングを持ってきてくださいました。
クッキーは甘酒で甘みを。やさしい甘さでおいしかったですー



実は味噌作りはいつでもできるそう。寒い方がゆっくり発酵するので失敗が少ないので寒い時期に仕込むもの、となっているのでしょうね。白味噌、なくなったら自分でやってみようと思います。




ずっと娘と遊んでくれていたやさしいやさしいお姉ちゃん、ありがとう*


〈自然農的農業のすすめ〉その11&12 〜ジャガイモの植え付け・竹の切り出し〜

 
安曇川近辺で竹を採取


 移住してきた堅田に食を中心とした人間交差点が欲しい!
そんな想いでゆとりを始めたのですが、年に一度の大きな壁がやってきました。
3月15日が提出期限の確定申告です。びっくりしたのは銀行の通帳でした。暫く記帳していなかったのすが、必要な情報が合算され勝手にまとめられていました。窓口も閉まっている時間だったので個人的な提出期限の14日(15日は予定があったので)に提出するためには14日(月)の朝に銀行に行って明細貰って帰宅して入力、そのまま決算、プリントアウトという初年度から緊張感漂うトホホな感じでしたが、ギリギリ提出も間に合い、なんとかこれを糧に今年度は頑張れそうです。

 そんなこんなで3月10日に行った畑のお手伝いをBLOGにアップ出来なかったので、2回分のお手伝いをまとめてみました。今回のお手伝いの内容はジャガイモの植え付け、インゲン豆用の柵作り、竹の切り出しです。3月17日のお手伝いにはゆとりにも石鹸を置いていただいているマリナダさんが参加していただきました。感謝!



・竹の切り出し

 プラスティック製品に取って代わられ使用用途の減少により誰も整備しなくなってしまった竹林。本来の竹林は番傘をさして歩ける位の間隔が最適だそうです。そんな竹林の整備にも役立ち、畑の植物たちの成長を助ける支柱にもなる竹を切り出しに安曇川近辺の某所へ。マリナダさんは人生初の鉈(なた)使用だったそうです。

人生初の鉈

 作業としてはまず、ある程度まっすぐ伸びている竹を選び切り倒します。そうして倒した竹の枝を鉈で滑らせる様に切り飛ばしていきます。そうして枝の取れた竹を2m程度に切り揃えていきます。
 加藤さんは軽トラを所有されています。荷台に竹を積むのですが、ここにも技術があります。「万力」とよばれるロープの結び目です。これがひげ店主には難しい。何度も目撃しているんだけどきちんとやれる自信がありません。


1 わっかを作る

2 もう一方を輪に通す

3 ひねる

4 既に理解できてませんが

わっかをフックに掛けて引っ張る



本日採取してきた竹。これが畑の支柱などになります。


 ・ジャガイモの植え付け

 親芋は病気にならない様に処理されている事が多いそうで、そういった処理された親芋を避けるために北海道で自然農法で育てられた「北あかり」「花標津(はなしべつ)」の食用サイズをチョイス。少し小さめに思ったのですが、収穫時期にどれ位のサイズになっているか今から楽しみです。

植え付ける種芋 北あかり
もう一種類は 花標津


 冬に大根を植えていた畝を利用してジャガイモを植える事になりました。畝の中央は溝みたいにへこんでいて、そこに生えた雑草を鍬で掃除するように取り除いていきます。鍬を畝に入れる角度が案外難しく、意識して鍬を振るのですが、加藤さんの様に綺麗には出来ません。

2列になった畝の中央の溝の雑草を鍬で掃除していきます

 以前、一度だけ京都で畑のお勉強的なワークショップに参加したのですが、そこで雑草は鍬ですき込むと教わっていた(ひげ店主の聞き間違い??)ので、今回も何の疑いもなくすき込んでいたのですが、加藤さんいわく、緑のままの雑草を地中に入れない方が良いとの事。確かに堆肥も不完全な発酵、分解しかしていない場合は田畑にとって有害で、病気の原因になったりします。我が家で畑をしていても上手く出来なかった原因はもしかすると雑草を乾かしたりせずに畝にすきこんでいたからかも!堆肥作りを少し学ぶと繋がってきます。

この時点ではまだ雑草が入っているのでもう一度やり直し


 次は植え付けです。先ほど雑草の掃除をした畝に30cm間隔で植え付けていきます。まず加藤さんが鍬でかるく、本当にかるく耕していきます。天地返しとか全然しません。そこにスコップで穴を掘りジャガイモを植え付けていきます。既に少し芽が出ている種芋たち。丁寧に芽を上に向けて植え付けしていきます。


一個一個丁寧に芽を上にして
ジャガイモin the 畑。いっぱい出来るといいなー




・インゲンのツルを絡ませる棚作り



 竹の切り出しに行く前の作業であったので支柱の本数に限りがあるため、畑にあるものは全て使っていきます。グッと来たのはお米を収穫した稲を乾燥させた藁を使用した時です。そうなんです。何でも買い揃えるより、土に還る自然の素材を上手く工夫して使う事の大切さ。藁にツルが巻き付き育っていく様を想像すると素敵だなぁ、と思ってしまうので
す。

身体を動かし汗を流す。美味しい空気を吸う。綺麗な景色を見る。
街での生活に行き詰まったり、人間関係に困ったり、心が落ち着かなかったり。
そんな時は是非田畑のお手伝いに参加してください。心のセンタリングができます。


 4月中旬からはゆとりは一大決心である事を始めます!!
興味のある方はぜひゆとりに遊びに来てください。ゆっくりお喋りして過ごすには最適なカウンターがございます。珈琲やお茶など飲みながらゆっくり将来の農について話し共感し遊べる仲間の輪を広げていきましょう。




【3/9水】平飼いの有精卵取扱いはじまりました

*平飼いの有精卵取扱いはじまりました
*野菜入荷しました
*ねっこ自然農園のお手伝い
*種を蒔きましょう!

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*平飼いの有精卵取扱いはじまりました
少し前からお試しで置いていた平飼いの有精卵 安曇の恵 。
多くの方に好評でしたので、本格的に取扱います!
米や米ぬか、おからなどを主食としているので遺伝子組換えトウモロコシ使用などの心配はございません。
たまごは1個からのバラ売りです。(10個パックもあります)
卵ケースはデポジット制になります(50円/1ケース)ので、返却いただけると50円返金致します。
★卵ケースをお持ち頂けるとポイントもつきます。

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*高島循環農業センターさん、楽農舎さんからお野菜届いています。
楽農舎さんのチンゲン菜が今季最終になりそうです。そこで
無農薬チンゲン菜、普段は150円なのですが特別に120円で販売致します。数に限りがございます。




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*ねっこ自然農園さんのお手伝い

9時に鵜川の畑でお手伝いします。
雨天中止です。
作業内容は「ジャガイモの植え付け」です。
お手伝い希望される方おられましたら
yutori.shiga@gmail.com
にメールしていただければ交通手段などご相談に乗ります。

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*オーガニックの種を入荷しています!
野菜やハーブなど少量ではございますが、家庭菜園やハーブガーデン作りに如何でしょう。ビーツやバターナッツなどなかなか手に入らない種もあります。自分で手間ひまかけて育てた野菜はを食す事は何よりの贅沢だと思います。
3月〜4月が植え時。これからです。

農の輪を広げましょう。